第1レッスン/全11レッスン · 8分 · 無料
リスクファースト:あなたを市場に残し続けるルール
アイデアの大きさより、損失の大きさのほうが大切な理由。そして、すべてのトレードで損失に上限をかける方法。
トレードを始めたばかりの人は、たいてい「何を買えばいい?」から考えます。でも、最初に考えるべきなのは「間違えたら、いくらまで失ってもいいか?」です。相場が次にどう動くかは、コントロールできません。コントロールできるのは、そのとき口座のどれだけがさらされているかです。
元に戻るための計算
損失と利益は対称ではありません。口座が10%下がると、元に戻るには11.1%の利益が必要です。25%下がれば33.3%、50%下がれば100%。式はシンプルです。必要な利益 = 損失 ÷ (1 − 損失)。
だから、小さな損失は取り返せても、大きな損失は取り返せません。穴が深いほど、這い上がるのは大変になり、そこから抜け出そうとして、より大きく、より悪いリスクを取りたくなるプレッシャーも強まります。
固定率でリスクを取る
よく使われる規律は、1トレードごとに口座の小さな一定割合だけをリスクにさらすことです。目安は0.5%から2%のあいだ。ここでいう「リスク」とは、損切りにかかったときに失う金額のことで、ポジションに投じる金額ではありません。
- 1万ドルの口座で1%をリスクにするなら、そのトレードで計画する損失は100ドルです。
- 次のトレードも負けた場合、次の1%は減った残高から計算されるので、連敗中はリスクが自動で小さくなります。
- 口座が増えれば、リスク額も一緒に増えます。
魔法の数字はありません。10連敗しても耐えられる数字を選んでください。優位性のあるトレーダーにも、連敗は起こるからです。
エントリーの前に、出口を決める
損切りとは、あなたのアイデアが間違いだったと証明される価格です。チャートから、トレードの根拠を実際に崩すレベルに設定し、その価格に達したときの損失が計画したリスクにぴったり収まるように、ポジションのサイズを決めます。先にサイズを決めて、それに合わせて損切りを無理に詰めるのは禁物です。
損切りは保証ではありません。夜間やニュースで、価格が損切りを飛び越えてギャップすることもありますし、動きの速い相場では、計画より不利な価格で約定することもあります。計画したリスクは上限ではなく、最低ラインだと考えましょう。そして、約定が悪くても災難ではなく、面倒で済むサイズに抑えてください。
今回の課題
1トレードあたりのリスク率と、それが今日いくらになるかを書き出してください。次に、ツールキットのポジションサイズ計算ツールを開き、直近のトレード案3つを通してみましょう。思っていたよりはるかに大きなリスクを抱えていたトレードが、少なくとも1つは見つかるはずです。
気に入りましたか?あと9本あります。
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